楽天は2日連続で先発投手が苦しみ、中日に敗れた。交流戦最後の2試合で連敗。9勝9敗で交流戦を終えた。

先発滝中は、浮いた失投を痛打された。1回にいきなり先制点を許し、5回9安打5失点で降板。「結果的に高い分、いいところに飛んだのかなという打球が多かった。フォアボールで自滅というよりは、ただ打たれている」と反省した。本拠地では、21年10月23日ソフトバンク戦以来勝利はなし。今季もこれで自身3連敗となった。「高さと配球の組み立てのところと、全部踏まえて、もう1回見直して反省しないといけない。良くない試合が続いている」と表情を引き締めていた。

前日20日ヤクルト戦では、藤平が2回4安打6失点でKO。リーグ戦再開へ向け、先発陣に不安を残した。石井監督は「一概にできないことをやれとは言わないですけど、まず試合の入り。まず目先の1回から2回をしっかりと、ある程度ブルペンから調整してマウンドに入ってほしい」と願った。

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