ドラフト1位ルーキーのDeNA松尾汐恩捕手(18)が合流し、初めて1軍に出場登録された。

プロ1年目の今季は、春季キャンプ1軍スタート。イースタン・リーグでは50試合に出場し、打率2割6分3厘、4本塁打、24打点。6月は好調で、4試合で4番で起用されるなど、打率2割9分5厘、2本塁打をマークする。

阪神との首位攻防戦を前に、三浦大輔監督は「こういう機会に1軍を経験するっていうことを含めて、今日呼びました。ただ経験を積みに来てるだけじゃなくね、戦力として。でないと呼ばないわけですから。貴重な枠ですからね。バッティングも調子いいって聞いてるんでね。そのあたりも期待して呼びました」と話した。

代打で待機することが濃厚。コンタクト率が高く、パンチ力も秘めた打撃に注目が集まる。京都出身、大阪桐蔭OBの松尾にとって阪神は「ちっさいころから見ていたチーム」。「大事な試合に呼んでいただいて、勝利に貢献できるようにと思っています。そんなにチャンスも多くないと思うんで、しっかり自分をアピールしてやっていきたいなと思います」と意気込んだ。

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