DeNAトレバー・バウアー投手(32)が11日、6月度の「大樹生命 月間MVP」を初受賞した。

6月は4試合に先発し、球団の外国人投手では、03年9月のドミンゴ以来20年ぶり2人目となる4勝をマークした。

中5日、中4日と登板間隔を詰めながら、防御率2・08、奪三振率11・27とハイレベルな数字を残し、交流戦初優勝にも大きく貢献した。

バウアーは「素晴らしい選手がたくさんいる中、この賞をいただけたことを本当に光栄に思っています」と笑顔。6月の好調の要因について「勝ちっていうのは野手のみんなの頑張りがないと得られないものであり、点が入らないと勝ち投手になれないので。野手のみなさんに感謝したい」と頭を下げた。

5月は1勝2敗、防御率6・86と苦しんだが、日本野球への順応も好調の要因に挙げた。「あともう一つは、日本の野球へのアジャストがうまくできたと思っています。学べたことがたくさんあったので、それが要因になったのかなと思います」と話した。

チームは現在、優勝争いを繰り広げる。「競った戦いがずっと続いているので、その中で自分のできる最大限の貢献をしていきたいと思っています。すごくいい選手がそろっているし、いい戦いができていると思うので、自分の仕事をして優勝を勝ち取って、ファンの皆さんと一緒に喜べるようなシーズンにしたいと思っています」と決意を込めた。

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