阪神佐藤輝明内野手(24)が指揮官のゲキを力に変える。前半戦ラストの中日3連戦を前に甲子園で全体練習に参加。「本当に期待してもらっているだろうし、やることは変わらない。結果は出てないですけど、出るように変わらず頑張ります」と闘志を燃やした。
不振で6月末に2軍降格したが、結果を出して5日に再昇格。その後は全7試合でスタメン出場を続けている。だが、復帰後の成績は26打数3安打、0本塁打で打率1割1分5厘。10日には岡田監督から「終わってしまうか、終わらんかやろ」と厳しいゲキを飛ばされた。だがそんな愛のムチを期待の裏返しと受け止め、中日3連戦で結果を出す意気込みだ。
15日の初戦は快速球が武器の高橋宏が先発してくる。「本当にいいピッチャー。どんどん積極的にいきたい。やっぱり、真っすぐを仕留めることが一番大事。そこができるかどうかが勝負になってくると思います」。前回4月22日に敵地で対戦した試合は直球を捉え、中堅への二塁打を放った。イメージは悪くない。この日は指揮官の視線を受けながら「しっかりはじき返せるように。打てないとしんどいですけど、頑張ります」と黙々と振り込んだ。
前日13日のDeNA戦(甲子園)では最終打席で右前打を放ち、9打席ぶりにHランプをともした。その1本をきっかけに、さらなる上昇気流をつかめば打線もつながり、勝利に直結する。売り出し中の森下、前川、小野寺らには負けられない。オレもZ世代。後半戦に弾みをつける3連戦にしたい。【波部俊之介】



