西武のデビッド・マキノン内野手(28)が24日の試合前、通勤中のファンサービスについて率直な気持ちを明かした。

西武の外国人は代々、西武鉄道を使って電車通勤する選手が多く、マキノンもその1人だ。

もちろんファンも電車や駅を使う。マキノンは「サインに関しては全然問題ないです」と優しく話す。一方で「写真は1人と一緒に撮ると、それが10人になり20人になり列ができてしまう。電車の時間もありますし、途中で断ってしまうのも申し訳ないので写真は状況に応じてっていうところがあるかな」と臨機応変に対応している。

その日その日のメンタルもある。「球場から家に帰るとき、活躍して家に帰るなら気分も良いので良いんですけど、なかなか試合で打てなかったときっていうのは」。帰路でも試合を振り返り、負けた日は少ししょんぼりして帰る。プロ野球選手だって、普通のサラリーマンと同じだ。

「仕事でミスしたり怒られたりした後に気分が落ち込んで帰ることはあると思います。それと一緒で活躍できなかったときにファンの方々からサインとか写真を求められると、少し気分が乗らないときもあるんですけど、全然サインに関しては問題ないです」と笑顔で純粋な心の内を明かす。

ファン思いのマキノンはこの日も、球場入りの前に快くサインに応じていた。【佐瀬百合子】

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