オリックスは山本由伸投手(25)が7回9安打されながらも3失点(自責2)と粘りの投球。だが、打線の援護は2回に内野ゴロの間で挙げた1点のみ。守備でも2失策と精彩を欠き、中嶋聡監督(54)は「やるしかない」と前を向いた。

試合前には首位打者の頓宮裕真捕手(26)と若月健矢捕手(27)が特例2023で抹消。山本は今季初めて森友哉捕手(28)と組み、中嶋監督は「いい部類じゃないでしょうね」と首をかしげた。報道陣からの「点を取った後だっただけにもったいなかった」との問いに、「うん。まあ、はい」と言葉少なだった。

野手も2失策でエースを支えられず。「守備で足を引っ張ったらきつくなりますよね。点を取ってないのでそういうことになる」と敗因を語った。

優勝争いをする今シーズンも残り17試合となった。「悪いところが今、出ていますけどね。そんなことを言っててもしょうがない。やるしかないので」と前を向いた。ロッテが勝ったため、マジック7は変わらず。最短の優勝決定日は20日だ。

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