日本ハムは投打がかみあって連敗を3で止めた。右肩痛から復帰先発となった金村尚真投手(23)が6回2/3を3安打無失点の好投で4月以来の2勝目。打線も初回に2点を奪って試合の流れを引き寄せた。2回の攻撃では中島卓也内野手(32)が通算200盗塁を達成。その裏の守備では一塁を守ったアリエル・マルティネス捕手(27)が併殺打の送球を落球したことで、楽天打線に2者連続での併殺打が記録される珍事もあった。試合後の新庄剛志監督(51)の主な一問一答は以下の通り。

 

-金村が好投

新庄監督 安定感バッチリ。(2回の)途中でフォークを投げた時に爪がひっかかったみたいで気にしてたけど、それが分かったのが5回ぐらいかな。それでも、あの安定感で。今シーズンは爪の問題もあるし、(1軍での先発登板は)終わりということで。安定感も素晴らしいし、もっともっと良くなるピッチャーだし。(今季初昇格で初スタメンマスクの)田宮君もね、すごくいいリードしてくれてね。1回、2軍でコンビを組んだことがあったみたいで、いいリードしてくれました。

 

-テンポがいい

新庄監督 テンポもいいし、さらに欲を言うならバッターのタイミングをずらしてくようなタイミングで投げられたら…まあ、なかなか打てないです。今日はちょっとね、2軍の方の報告でもあんまり良くないっていう報告を受けたんで…(1軍に)来てもらったんです。こっちで良くなると思って。したら、あんまり本来の金村君のコントロールの良さは見られなかったですけど、まあゼロなので。十分いいものを見させてもらいました。

 

-中島が通算200盗塁を達成

新庄監督 ね、よう走ったね。俺、(現役時代は9盗塁に興味なかったから、盗塁に(笑い)。盗塁する人って、すごいなって思いますよ。200か。まあ250ぐらい目指してもらったらいいかなぁ。

 

-2回の守備では1イニングで2併殺打を奪った

新庄監督 どういうこと?

 

-一塁を守るマルティネスが遊ゴロ併殺打を捕球ミスして、続く打者も併殺打を打ったことで1イニングに2併殺打となった

新庄監督 珍しいね。そういう珍しいプレーするのがウチ得意なので(笑い)。それ知らなかった。これから続けないようにします。

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