中野が4回に左中間への二塁打を放ち4打数1安打、今季通算160安打として、リーグ最多安打をキープした。「風に助けられたとは思いますけど、自分の中では今日の4打席、感触が良かったと思ってるんで」と振り返った。守備でも7回に村上の打球に突っ込んで捕球しアウトにする好プレーも。「自分としては、勝負に出たプレーではあったんで、アウトにできたことは良かったかなと思います」。中日岡林が1本差、DeNA牧が3本差につける。最後までデッドヒートが続きそうだ。

■近本、3戦連続先発外れ

近本は3試合連続でスタメンを外れた。7回に長坂の代打で登場すると、球場が大歓声で迎えた。結果は右飛だったが「今やりたいことは今日は打席の中でできた。あとはタイミングの問題なんで」と、今後を見すえて実戦の中でいろいろと試しているという。CSに向けては「僕自身はどうやって挑むかが大事かなと思っているんで」としっかり準備を進める。

■小野寺、先発9戦連続安打

小野寺が先発9試合連続安打を放った。3番でスタメン入り。6回2死からヤクルト石山の147キロ直球を捉え、右前打。出場機会が限られるも、先発出場した試合でアピールに成功している。「何試合連続とかあまり気にしてないけれど、1試合1試合が勝負。1打席目がダメでも、試合中に何か意識を変えて打席に立てたら」と結果にこだわる。

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