楽天の連勝が3で止まり、再び4位に転落した。

先発の則本昂大投手(32)は7回4安打1失点の粘投を見せ、同点でマウンドを降りたが、2番手の渡辺翔太投手(22)が勝ち越しを許して3敗目がついた。則本の5回の失点は遊撃村林の失策絡みで、自責はゼロ。2者連続三振で後続を断ち、最少失点で乗り切った。「いつも一輝(村林)には助けられてるんで、何とかゼロで抑えて帰りたかったんですけど、そこまでの力がなかった。悔しいですね」と話し、要所を締めたことにも「最初からやっとけって感じですね、僕の中では」と満足しなかった。

打線は3併殺などでチャンスを生かせなかった。勝てば2位タイに浮上だったが、2位ソフトバンクと1ゲーム差、3位ロッテと0・5ゲーム差の4位に落ちた。石井一久監督(49)は「できないことはしっかりとやっていかないといけないし、できなかったら切り替えて次のプレーに生かさないといけない。ノリ(則本)も毎回しっかりピッチングをしてくれてるんで、勝たせてあげたかった。ロースコアの中でよく投げてくれた」と話した。

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