青学大が延長11回、タイブレークの接戦をサヨナラで制し、連勝で勝ち点を挙げた。

4-4の同点で迎えた11回裏、2死満塁から山本英錬外野手(3年=今治西)の打席で、東洋大3番手の加藤慶大投手(3年=龍谷大平安)が暴投。三塁走者の西川史礁外野手(3年=龍谷大平安)がサヨナラのホームを踏んだ。

ドラフト上位候補に挙がる下村海翔投手(4年=九州国際大付)が先発。4回まで毎回の7奪三振、この日の最速は151キロも、5回に制球を乱し3失点と逆転を許し降板した。4回2/3を投げ4安打3失点だった。安藤寧則監督(46)は「(下村の)調子は悪くなかった。もう1つ能力勝負で、押していけてもよかったのかな」と評した。

勝ち点2を挙げたが、第2週の国学院大戦は3試合のうち2試合タイブレークを戦った。春の王者・青学大にとっても、決して楽な戦いばかりではない。安藤監督は「春は最高の結果が出たが、秋もやるべきことをやって、必死、必死の積み重ねでレベルを上げていければ」と話した。