オリックス頓宮裕真捕手(26)が、首位打者のタイトルを獲得することが確定した。プロ5年目の頓宮にとって、初タイトルとなる。
頓宮は「左第4中足骨疲労骨折」で9月下旬から離脱中だが、打率3割7厘でトップをキープ。この試合前まで4厘差で迫っていたソフトバンク近藤と接戦だったが、最終戦でトップを守り抜いた。
頓宮は亜大から18年ドラフト3位でオリックスに入団。今季は一塁を主戦場として持ち味の打力を存分に生かし、5月3日から打率3割台をキープした。岡山の実家は山本由伸投手(25)と隣同士。16勝で最多勝が確定し、3年連続4冠が決定的なエースとそろってのうれしいタイトル獲得となった。
今季加入した森友哉捕手(28)は首位打者の先輩でもあり、いつも的確なアドバイスをくれる存在。「調子が悪くても、結果が出なくても、打球が良かったら絶対変えない方がいい」などと助言を受け、一喜一憂しない考え方で結果につなげた。
首位打者争いがかかっていた最終戦を前に、近藤と真っ向勝負かと問われた中嶋聡監督(54)は「当たり前です。展開によっては歩かさなきゃいけない時ももちろんあると思うんですけど、過去見てきて、みっともないですよね、そういうのは」と即答。頓宮には「最後自分で休んだんでね、諦めなさいっちゅう話ですよ」と“助けない親心”を見せていた。最後まで勝負を続けた結果の輝くタイトルとなった。



