CSファーストステージで敗退が決まったDeNAの編成トップ、萩原龍大チーム統括本部長(46)が試合後に取材応対した。チームの課題や去就が注目されるトレバー・バウアー投手(32)や今永昇太投手(30)らについても言及した。一問一答は以下の通り。
-CS敗退でDeNAの今季の戦いが終わった。チームの戦いぶりについて
萩原チーム統括本部長「『優勝する』と、みんなで決めて臨んだシーズンでしたけど、やっぱりまだ我々には必要なことがあるんだなというのは、先ほど(南場)オーナーも言っていました。私自身も感じるし、全員が感じたことじゃないかなと思っております」
-現状のチームの課題は
萩原チーム統括本部長「ある程度、今、お話できることではないですけど、当然、我々の中では振り返り、そして来季への戦略というのは行っておりますので順次、明らかにしていきたいと思ってます」
-来季去就が注目される選手が多い。まずはポスティングシステムを利用してメジャー移籍の可能性が報じられている今永選手について
萩原チーム統括本部長「今永選手については、先日ニュースになった時にお話しした通り、彼が今、検討しているという風に聞いていますし、シーズンが終わってから考えるということでしたので、私たちはそれを待っているところです」
-今永選手の中で答えが出るのを待ってから球団としては話し合う予定
萩原チーム統括本部長「そうですね、はい。話し合いは続けていくつもりです」
-1年契約のバウアー選手については
萩原チーム統括本部長「これも本人から、シーズンが終わってから考えたいという意向はもらっていますので、シーズンが終わったこれから本格的に交渉していきたいという風に思っています」
-バウアー選手は球団としては絶対に残ってほしい存在?
萩原チーム統括本部長「はい、そう思ってます」
-他球団との争奪戦も見据えて、バウアー選手には、どのようなオファーを出す?
萩原チーム統括本部長「去年も、だいぶ我々の中では今までにない斬新な契約の提示はしたと思いますけれども、引き続き、彼らもそういったクリエーティブ発想は大歓迎だ、ということは聞いていますので、できる限りの手段を取って契約に結びつけたいという風には考えております」
-今季、国内FA権を取得した石田選手、戸柱選手、柴田選手らとの交渉について
萩原チーム統括本部長「本格的に、これから話していくところではありますけど、以前から話はしていますので。継続して交渉を続けていきたいという風に思ってます」
-契約期間が終了する外国人選手については
萩原チーム統括本部長「シーズンが終わってから、という方もいるし、シーズン中に話をしている選手もいますし、人によってそれぞれですけど、交渉を続けていきたいと思っております」