ロッテ吉井監督が、「佐々木朗希5カ年計画」最終イヤーとなる来季に「より、たくましくなってほしい」と要望した。

「まずは本人がどうしたいか、自分でやるっていうのを決めないと、そうはならないと思う。ここから変なこと言って、へそ曲げられても困るので、これから彼と話し合いたいなと思います」。個別面談も含めて、令和の怪物の心身鍛錬に寄り添う。

CS敗退から中2日で迎えたZOZOマリンでの秋季練習で、ランメニューを行った佐々木朗の姿も近くで見守った。「最終的には中6(日の登板)で150イニングくらいが目標。今年も途中でうまくいかなかったところがあったので、来年で完成っていうわけには、もしかしたらいかないかも」と不安も抱いた。

今季は、日本人最速タイ165キロをマークするなど前半だけで7勝。だが球宴以降は左脇腹肉離れや体調不良で離脱して未勝利。タイトルや2ケタ勝利に届かなかっただけに、綿密な最終計画を練る。【鎌田直秀】

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