DeNAトレバー・バウアー投手(32)が31日、米国に帰国した。

来日1年目の今季は、5月3日の広島戦で1軍デビューし、19試合で10勝4敗、防御率2・76。月間MVPを2度受賞した。

今オフは、ソフトバンクなど日米で争奪戦が予想される。16日の取材では「メジャーでも、日本でも、韓国でも」と可能性を示した上でチーム選択で重要視する3つの条件に「優勝を狙える、個人タイトルを狙わせてくれるか、ファンが喜んでくれる選手になれる環境」の3つを挙げた。

球団を通じ「今シーズンは自分にとって、ジェットコースターのようなシーズンでした。素晴らしい瞬間がたくさんありました。特に印象に残っているのは10勝したこと、オールスターに出場したこと、そして広島戦で10回を無失点に抑えたことです。また、悔しい瞬間もたくさんありました。シーズンの最初と最後の1カ月をケガで欠場したこと、プロ生活で最悪の連戦を経験したこと、そしてクライマックスシリーズで敗退したことです。もっと多くの試合に勝ち、優勝という目標を達成したかったですが、思い出に残る1年にしてくれた監督、コーチ、チームメート、スタッフには本当に感謝しています」とコメントした。

さらに「そして1年間、私やチームメート、ベイスターズを応援してくれたファンの皆さん本当にありがとうございました。チームが最高のパフォーマンスを発揮できなかった時でも、ファンの皆さんは毎試合ベストを尽くしてくれました。皆さんは世界最高の野球ファンであり、皆さんの前で1年間プレーできたことは本当に光栄でした。特別な年にしてくれてありがとう!」とファンにメッセージを送った。

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