出た、ナカジマジック! オリックスが積極策で勝ち越し点をもぎ取った。1-1の同点の5回、先頭の紅林弘太郎内野手(21)が右前打。この試合初めて先頭打者を出すと、続く7番若月健矢捕手(28)の打席で、中嶋監督が動く。2ボールからエンドランを仕掛けた。これが鮮やかに決まる。若月の打球はセンター前へ抜け、スタートを切っていた紅林は一気に三塁へ。無死一、三塁の絶好機をつくり、続く広岡大志内野手(26)の遊ゴロの間に1点を勝ち越した。

さらに2死一、二塁から宗佑磨内野手(27)が、今シリーズ初安打となる右中間適時二塁打で2点を追加。阪神を突き放した。

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