攻守に存在感を見せているオリックスのにマーウィン・ゴンザレス内野手(34)が甲子園での守備の難しさを語った。

ここまで日本シリーズではユーティリティープレーヤーとして攻守を連発。メジャー時代にはバッテリー以外の守備位置を経験し、今シリーズでも二塁と一塁で堅守を披露している。ただ、甲子園は特別なようで、「この球場はとても難しい。何とか自分のところにラッキーバウンドが来ているので、何とかできている。今のところは運がいい」と笑った。

打席でもスイッチ-ヒッターとして存在感を増しており、4回には先制ソロ本塁打。「打った後は試合も勝っていたので、すごくうれしかったですけど、結果的に負けてしまった。いま大事なのは自分の成績よりチームの勝ち。負けたら何も言えない」と1発にもチームの敗戦に反省の言葉が並んだ。

17年のアストロズ時代にはワールドシリーズも経験。1発も放っており、史上5人目の日米でのシリーズ弾となった。

日本シリーズについては「とにかくファンの声援がすごい。ファンの声援のおかげで、いつもの自分の力より少し大きい力が出せる。今はワンプレーワンプレー楽しんでできている」とワールドシリーズとの違いを感じ、声援に感謝した。

日本一へ王手をかけられたが、「4勝した方が勝ち。まだ生き残っている。最後の4勝目を先に取れるように頑張ります」と前を向いた。

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