10月下旬に右肘関節鏡視下クリーニング術を受けた楽天田中将大投手が3日、仙台市内で取材に応じ、「経過は順調です」と明かした。ヤンキース時代の15、19年に右肘の骨棘(こっきょく)除去手術を受けており、今回が自身3度目の手術。「初めてではないから、これまでのこととも比べながらできる分、不安は少ない」と話した。

現在は2軍施設などでリハビリ中だが、キャッチボール再開はそう遠くなさそうだ。「基本、1カ月じゃないですか。1カ月でスローイングを再開する感じ」と見通しを示した。球団発表では試合復帰まで4カ月の見込みだが「多少の前後は自分の状態、リハビリの進行具合で変わってくる」。前倒しで復帰できる可能性もある。

1日には35歳の誕生日を迎えた。「健康に暮らしたいです。元気に。それが一番ですよ。そこが整って、全てが整ってくるんで」とプロ18年目の来季を見据えた。

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