楽天ドラフト6位の中島大輔外野手（22）が22日、仙台市内で入団交渉を行い、契約金3000万円、年俸700万円で基本合意した。20日まで行われた明治神宮大会では、慶大に敗れて準優勝。「一昨日まで試合で青学のユニホームを着ていたので、実感が湧かなかったんですけど、今日こうやって（仙台に）来てみて、初めて同期と対面して、やっと実感が湧いたという感じです」と振り返った。

一番のセールスポイントは50メートル5秒9の俊足で、上位打線でプレーするのが目標だ。「足がひとつ武器になるので、走攻守どの面においても足は生きてくると思うので、それを生かして長所にしたい」。プロで獲得したいタイトルは「首位打者を取ってみたい」と明かした。

青学大では阪神ドラフト1位の下村海翔投手（21）、広島ドラフト1位の常広羽也斗投手（22）と同期だった。「2人の方が注目されて一番差を感じているので、リーグは違いますど、日本シリーズで戦って逆転というか、下克上をしたいと思います」と誓った。（金額は推定）