DeNA三浦大輔監督が、ナインの知名度の“全国制覇”を誓った。奈良・大和高田市内にある母校の高田商をサプライズ訪問。全校生徒を前に講演した。質問では地元関西の阪神の話題が多く「優勝して、DeNAの選手を母校の生徒たちにも覚えてもらえるように。全国区というか、もっともっと知ってもらいたいです」と力を込めた。

1人の生徒の言葉がきっかけだった。三浦監督が「DeNAの選手は知ってる?」と逆質問。「牧選手しか知らないです」と返答された。その一方で「DeNAに入りたいです」と希望が殺到。バドミントン部、女子ソフトボール部の創設をお願いされ「DeNAに入りたいっていう声を聞けるとうれしいです」と笑顔で話した。

講演では硬軟を織り交ぜ、生徒の心をひきつけた。「リーゼントを触らせてもらってもいいですか」とのむちゃぶりにも笑顔で対応。「マシュマロみたいやー」と感激させた。1年秋に高校を辞めかけた時の“しくじり”にも触れ、信頼関係の重要性を説いた。この日は大和高田市役所、高田警察署、橿原市役所も表敬訪問。地元の期待の声に日本一を誓った。【久保賢吾】

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