元DeNAで、今オフにメキシカンリーグのアグアスカリエンテスリエレロスと契約をした大橋武尊外野手(22)がアジアンブリーズに参加する。「アジアンブリーズ」とは米国・アリゾナ州を拠点にMLB傘下の球団や韓国、メキシコのプロ球団と試合を行うプロジェクト。

大橋は21年にBC茨城から育成3位でDeNAに入団。俊足巧打の外野手はプロ2年目の今季、イースタン・リーグで81試合に出場し打率2割2分6厘、13打点、11盗塁の成績を残したが、10月3日に戦力外通告を受けた。11月1日、メキシカンリーグのアグアスカリエンテス・レイルロードメンと契約したことが発表された。

今回の参加理由を公式サイトで「今年からは新たに再出発するので、少しでもメジャーのスカウトの目に留まる場所で野球がやりたい、そしてメキシコリーグに行く上での実戦感覚、打席数が多く欲しいという願いから」とコメントしている。

さらに「今回の約1カ月で、大橋武尊という選手をメジャーのスカウトが欲しいという活躍をしていきます」と意気込んだ。