オリックス宮城大弥投手(22)が19日、大阪市で契約交渉に臨み、今季8000万円から倍増の年俸1億6000万円でサインした。

オリックスの高卒5年目としては96年イチローの2億円に次ぐ年俸。同じく、投手としては21年の山本由伸(25)の1億5000万円を抜くハイペース出世だ。

「納得はできました。実感は湧かないですが、いただいた分、しっかり球団に恩返ししたい」と笑顔を見せた。

3年連続で2桁勝利となる10勝で防御率は自己ベストの2・27。両リーグ最多タイの3完封も記録した。

来季はタイトルを3年連続で独占していた山本が抜けることが確実。「防御率のタイトルを取りたい。今年より数字をよくしたいです。エースがいなくなるので、投手陣にとってはチャンス。エースの枠も取りに行きたい。開幕は毎年狙っています」と自覚を新たにしていた。(金額は推定)

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