日本プロスポーツ大賞の授賞式典が21日、都内で行われ、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に輝いた侍ジャパンが大賞を受賞した。

式典には栗山英樹前監督が出席。「選手たちが命がけで、子どもたちに夢を与えたい思いが少しでも伝わり、喜んでいただけたらうれしいです」と感謝を示した。

登壇した岸田文雄首相からは「栗山監督を中心に素晴らしい夢や希望を与えてくれました。ちょうど準決勝、決勝の時にウクライナへ移動する10時間の列車だったこともあり、優勝がより強く印象に残っています。残念ながらリアルタイムで見ることができませんでしたが、帰ってから大谷選手を中心に弾ける皆さんの姿は何度も見ました。皆さんは国民に夢を与えた伝道師だと思う」と祝福された。

侍ジャパンが同賞を受賞するのは、初代王者となった06年以来、2度目となった。