阪神、ロッテで活躍した鳥谷敬氏(42=日刊スポーツ評論家)が5日、カンテレの報道番組「newsランナー」(月~金曜午後4時45分)に生出演。阪神の連覇確率を予測した。

阪神の沖縄キャンプを視察した鳥谷氏は「雰囲気も良くチームがまとまってやっていて、今年も行けそうだなと感じた」とチームの雰囲気を高評価。「投手も含めて本当に仕上がりが早い。2月1日から試合できるんじゃないかというくらい仕上がってる投手が多い」。

なかでも、門別啓人投手について「投げてからベース板を通過するまでにどこかで弱くなったりするが、手元でもスピードがあるし、力感がない。力感がないのに球がピット来るのはバッターとしては1番打ちづらい」と絶賛。岡田彰布監督も「隠し球にするつもりだったけど無理だな」と話していたと明かした。

6日からは臨時コーチとしてキャンプに参加するが「昨年、成績を残した選手がたくさんいるんですが、そこにプラスアルファが必要。森下選手がフルで出て成績を残すと、それがプラスアルファになる」と森下翔太外野手をキーパーソンに指名した。

番組MCの吉原功兼アナウンサーから「臨時コーチですが、来年の今頃は正式なコーチとして宜野座にいるのでは?」と振られると、「ちょっと聞こえない。よく分かんないですね」とはぐらかした鳥谷氏だったが、阪神の連覇の確率については「75%」とずばり。「戦力も整ってますし、ほかのチームの戦力も含めて、タイガースが勝つ可能性が高い」とし、「連覇するためには若い選手がどんどん出てこないといけない」と、新戦力の台頭を期待していた。

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