キャッチボール相手から大出世よ。阪神岡田彰布監督(66)が8日、今キャンプ初実戦となる11日紅白戦(宜野座)の先発に高卒2年目の茨木秀俊投手(19)を抜てきした。もう1人の先発は同学年の門別啓人投手(19)。当初茨木は門別の「キャッチボール相手」として1軍キャンプに招集されたが、第2クールを終えて指揮官が大絶賛。フレッシュな2人が先発ローテ争いを熱くする。

 

阪神岡田監督の一問一答は以下の通り

-紅白戦の打順は前日10日の朝食会場に来た選手順に希望を聞くのか?

いやいや、ちょっと考えてるんや。明日(9日)休みやから、いっぺんに集まることがないからな。朝食会場にでも貼っといたろうかなと。おれはいつも遅いからな。いつも最後やからな、会場へ行くのは。誰がそんなに早く飯を食うのか、俺も知らんしな。

 

-昨日(7日)帰ってからも考えた

そうや。だいたいもうメンバーは考えたけどな。ポジションのメンバーな。紅白関係なしでな。あと2イニングずつで残りも2軍から、ショートも2人おるしな。高校生な。木浪、小幡の次に守るのがな。まだ分からへんで、最終、煮詰めなあかん。うまい方法がなんかないかなと

 

-門別は先発か

門別と茨木かな、おーん。

 

-何イニングくらい

2イニング2イニング。2イニングと1イニングばっかりや。(最初の11日)は9回やけど全部こっち(1軍)のピッチャーやからな。

 

-同学年の2人。監督の意図を感じる

いやいや、あれは安藤(投手コーチ)が考えて、そうなってたよ、門別と茨木になってた、先発はな。

 

-いい刺激になりそう

そら、なるやろな、おーん。今日茨木良かったで、最後な。昨日の(2軍の)鈴木もそうやけど、ピッチャーって自分がボール行ってる時は長いこと投げよんな、やっぱりな(笑い)。いつも言うてるやろ、ええ投げ方してるやつは疲れないから球数多く投げられる言うてな。そういうことやろな、結局な。いつラスト言いよるかなと思とったけど、なかなか言わんかった(笑い)。

 

-ドラフト2位椎葉も11日に

みんな投げる。投げる投げる。5、6人以外全部投げるんちゃうか。こっちにいてるメンバーはな。

 

-茨木も門別と同じくいいものを見せている

いやいや、まあなあ、門別はちょっとな、一つ抜けたかなと思たけど、おんなじ同級生でな、おーん、キャッチボール相手でもと思とったけど最初はな、そんな軽い気持ちやったけど、そんなキャッチボール相手だけではなくってきてるよな、力つけてな。一番年下やからな、気つかうやろうし、初めての1軍キャンプとかなったらな。そういうんじゃ全然なくなってしもうたな(笑い)。

 

-茨木の投手としての魅力は

いやいや、そらボール力あるしな。まあ高卒1年終わったばかりやからな。茨木はやっぱりコントロールええよな。ばらつきがないよ、ほんとに。変化球もあれ、スライダーもカーブもいいしな。変化球もある程度キャッチャー構えたところに投げるしな。

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