阪神岡田彰布監督(66)が、巨人とのオープン戦の試合後に激高した。

怒りの矛先は2人に向けられた。まずは7回に1回4安打2失点と乱れた湯浅京己投手(24)。精彩を欠いた投球内容に指揮官は「ずっと言うてるやんか。ブルペンを見たら分かるやん。去年より悪いよ」とバッサリ。「明日から2軍やん」と2軍降格を明言した。

さらに9回に代走で出場した育成ドラフト2位の福島圭音外野手(22=白鴎大)に対しては、5球目でようやくスタートを切って盗塁を成功させたことに「いや、走れへんやんか。何球走れへんねん。1球目から走れ言うてんのに、チャレンジしないやんか。そんなことしとったら、またファームに行かされるよ」とあきれかえった。

最後に巨人の印象について問われ、「いや、こんなメンバーで知らんやん。そんなん、今日1試合で何で総括せなあかんの」と言い残し、帰りの車に乗る際に自身が座る後部座席に被っていた帽子をたたきつけ、球場を後にした。

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