昨年の日本一チームがアレレ…。阪神は日本ハムに敗れ、オープン戦4連敗となった。4連敗は19年に1分けをはさんで6連敗して以来だ。

1点を先制された直後の3回2死一、二塁。2番中野拓夢内野手(27)がフルカウントからバーヘイゲンの6球目を右翼線へ運ぶ2点適時二塁打。OP戦10打席目で初安打となった。

北海道出身の先発・門別啓人投手(19)は4回2安打1失点、4奪三振の力投。最速150キロの直球に変化球を織り交ぜ、1失点に抑えた。幼少期から訪れていた思い出の地で両親らが見守る中、先発ローテーション入りへ猛アピールした。

だが、5回に2番手で登板した漆原大晟投手(27)が日本ハムの1番細川に右翼へ同点打を浴びた。

3番手は門別と同じ高卒2年目の茨木秀俊投手(19)。2-2の6回から登板し、2回1安打無失点。6回には最速150キロを計測し、3人でピシャリ。7回は2死満塁のピンチを迎えるも、細川を右飛に抑え、勝ち越しは許さなかった。門別と茨木の道産子コンビが、凱旋(がいせん)登板で地元ファンへ堂々の投球を披露した。

7回、4番手の石井大智投手(26)が2死一塁から浅間に左前に運ばれ、前進した左翼ミエセスのエラーで勝ち越された。

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