中日柳裕也投手(29)がオープン戦2度目の登板で4回6安打も1失点と粘りの投球を見せた。開幕投手候補は、本番に向けて階段をひとつ上がった。

「きょうはスコアボードに(自身が投げた)ストライクとボールの数が出ていたのでなんとか2対1くらいの割合でいけたらいいなと思っていた。次は本番さながらの自分の持てる技術を全部出していきたい」。投球数は4回78球となったが、手にした収穫は十分だった。

初回1死から宗に三塁線を破る二塁打を許し、3番森に右前に先制打を浴びた。さらに二塁手村松のエラーで1死一、三塁のピンチを迎えたがトーマスを一ゴロ併殺に仕留めた。2回以降も毎回安打を許し、走者を背負うが追加点は与えなかった。

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