ロッテ佐々木朗希投手の4度目の対外試合登板は、4回6安打4失点4四球と課題が見えた。

1回から連打と四球で無死満塁のピンチを背負い、浅村の遊ゴロの間に1失点。その後も打ち込まれ4点を失った。「いいところはなかったかなと思います」。2回以降は、毎回走者を出しながらも無失点に抑えたが「たまたま抑えられただけなので」と険しい表情を変えなかった。

風速14メートルと強風の中での登板に、小野1軍投手コーチは「風がかなり邪魔していたと思う」と話した。

課題はまっすぐ。佐々木は4回、楽天茂木に対しフルカウントから150キロの直球を投げ込み、この日4つ目の三振を奪ったが、首をかしげ、納得いかない表情を浮かべた。「真っすぐは、思うようにコントロールできなかったら苦しくなってしまう。そこは前回から良くならなかった」と制球に関して、明確な課題を挙げた。