右膝の負傷で登板を1週回避していた楽天荘司康誠投手(23)が、23日巨人戦(東京ドーム)で復帰する見通しとなった。

20日、今江敏晃監督(40)は「違和感ないというか、もうほんとに違和感なくできてるというので良かったなと思います」と説明。もともと、開幕2戦目となる30日西武戦(楽天モバイルパーク)で先発が有力視されていたが「いけるんじゃないかなっていう、ちょっとまた光が見えてきたというところですね」と話した。

先発として2週間ぶりにマウンドに立つ荘司は、5回を目指して登板する予定だという。今江監督は「ちょっと1週空けてるんですけど、もともと球数は投げてたんで、様子を見ながらにはなりますけど、5イニング行けたら、もうベストというか、最高なぐらいですね」。問題がなければ中6日で開幕2戦目に向かう。

荘司は9日のオープン戦日本ハム戦(静岡)で、右膝の違和感により1回で緊急降板していた。11日に都内の病院で右大腿(だいたい)骨滑車部骨挫傷と診断され、登板予定だった16日ヤクルト戦(神宮)を回避。軽傷のため、1軍の遠征に同行しながら復帰を目指してきた。

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