開幕2戦目の30日オリックス戦(京セラドーム大阪)に先発予定のソフトバンクのリバン・モイネロ投手(28)が24日、福岡・筑後市のファーム施設で実戦形式の打撃投手で調整した。

イニング間を想定したインターバルを取りながら育成の石塚、重松、大泉、西尾の4選手に対し計55球を投げ込んだ。ヒット性の打球は3本のみ。最速150キロの直球にスライダーなど変化球を交え、テンポ良く投げ込んだ。当初はこの日の広島とのオープン戦最終戦(マツダスタジアム)に先発予定だったが、天候不順もあり、ファーム施設でのライブBP(実戦形式の投球)に変更。マウンドでは直球、スライダーの制球を意識した。「試合での登板でなくても問題ない。細かい調整ができるのでライブBPの方がよかった」と汗を拭った。

助っ人左腕は今季からの先発転向に向けオフもキューバで持久力、上腕強化のトレーニングに励んだ。「練習期間が終わって本番に向かっていくので、全試合投げられるように頑張りたい」。初体験の先発ローテもしっかり守り抜く覚悟だ。

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