支配下に復帰した西武ブランドン内野手(25)が、「6番三塁」で初の開幕スタメンで出場し、2安打を放った。

楽天の先発左腕、早川隆久投手(25)に対し、第1打席で中飛、第2打席で見逃し三振と凡退したが「もう割り切って積極的にいこうと思って。三振してもいいや、ぐらいの気持ちで割り切っていきました」とめげなかった。

7回1死一塁の第3打席で右前打、9回1死の第4打席では左前打と、マルチ安打を記録し「今日は積極的にいってよかったなと思いました」と笑みをこぼした。

東農大北海道から20年ドラフト6位で入団。1年目に32試合に出場したが、内転筋痛などのケガもあり、昨オフ戦力外通告を受け、育成選手として再契約していた。オープン戦では打率3割3分3厘と持ち味の打撃で結果を残し、開幕を目前に支配下復帰を決めた。「66」のユニホームを身にまとい、開幕戦の大舞台で結果を残した。「やってやろうという思いが一番強かった。本当に3年ぶりにこうやって出られて、1軍の舞台でヒットが打てて、本当にうれしかった」と喜んだ。【山崎純一】

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