台湾出身の最速157キロ右腕は日本ハム孫易磊投手(19)が2軍戦で実戦デビューを果たした。

オイシックス戦に先発。1番打者は台湾の大先輩、陽岱鋼外野手(37)で初球から152キロの真っすぐを投じるなど、全5球ともストレート勝負で一ゴロ。2番篠田に対しては8球粘られたが、最後は151キロの直球で空振り三振。3番の元阪神高山はフルカウントからの7球目の変化球が外れて四球を与えたが、4番小池は外角高めへの144キロ直球で遊ゴロに抑えた。1回限りで降板。無安打無失点1四球で、球数は23球だった。

孫易磊は昨年台湾で開催されたU18W杯で台湾代表のエースとして活躍。そんな将来性抜群の金の卵を、日本ハムは日米複数球団との争奪戦を制して獲得に成功。2月の春季キャンプからじっくりと調整を進めさせてきた“台湾の至宝”が、予定通りに4月の実戦デビューまで、たどりついた。

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