支配下登録が発表された巨人エスタミー・ウレーニャ内野手(24)が喜びを口にした。19日、マツダスタジアムで取材に応じ「チームが必要としているところで、攻撃でも守備でもなんでもチームに貢献したい。そのために準備したい」と語った。数日前に阿部慎之助監督(45)から電話を受け、吉報を知らされ「なんとか試合出られるように頑張ってほしい」と声を掛けられたという。

背番号は98。イースタン・リーグでは17試合に出場し44打数11安打2本塁打だった。内野手登録でありながら、左翼でのスタメンが6試合と最も多く、内外野をこなせるため起用の幅も広がる。今季、右翼のレギュラー候補だったオドーアが2軍調整を拒否して電撃退団。外国人野手が不在で開幕し、チームはここまで9勝7敗1分けで2位につけている。防御率1・86とリーグ1位の一方でチーム打率2割4分4厘と48得点はいずれも同3位。長打力が魅力のウレーニャの昇格で、さらなる攻撃力のアップを図る。

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