楽天は今季最多15安打&12得点で大勝し、3位に浮上した。投げては早川が9回6安打1失点。プロ初完封した21年5月16日オリックス戦以来、約3年ぶり2度目の完投を飾った。

打線は浅村が1発含む2安打2打点、太田が2安打3打点などと爆発。今江敏晃監督(40)は「今日はたまたまかもしれないけど、(打線が)いい形でつながったと思います」とうなずいた。

先制、中押し、ダメ押しと面白いように打線が機能した。2回1死一塁から辰己が先制三塁打を放つと、小郷が「魂の2打席目でいきました」と中前適時打。村林も「必死に食らいついて」と2点適時三塁打を決めた。5回には主砲浅村が「打ててよかったです」と左翼席へ3号2ラン。7回には太田が2死満塁から走者一掃の右越え二塁打を放つなど、打者一巡の猛攻で一挙6得点を奪った。

チームは5月連勝スタートで通算成績を13勝14敗1分けとした。好リードと打撃で勝利に貢献した太田は「一番は守備で抑えられたのが一番大きいですけど、バッティングはシーズン1年間の中で結果を出せたらと思っているので、今日は久しぶりに打てて良かったです」と力を込めた。

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