楽天ドラフト1位の古謝樹投手(22)が、1軍デビューに向けて快投した。前回から中10日で登板し、6回77球、7安打無失点でリーグトップタイの4勝目をマーク。最速152キロの直球とスライダーを軸に好投し「体もリフレッシュした状態で投げられて、雨でちょっと自分の中でも不安はあったんですけど、結構、いい状態で投げられたかなと思います」とうなずいた。

走者を出しながらも粘った。初回2死一、三塁では5番岡田を146キロ直球で見逃し三振。3回1死一、三塁から3番浅野を二ゴロ併殺、6回2死一、三塁では岡田を遊ゴロに打ち取った。何度もピンチを背負ったが「ゲッツーもしっかり取れて、要所要所で抑えられて良かったと思います」と振り返った。

チームメートの田中将大投手(35)からも刺激を受けた。オフだった13日、新人選手8人とトレーナーらが参加した田中将主催の食事会があったという。古謝は「『7、8割ぐらいで投げてみて、それで打ち取ったら成功体験になる』というのを(田中将が)おっしゃっていたんで、そういうのも実戦で試しながらっていうことを学びました」と充実の時間を過ごした。

開幕から8試合で6試合がクオリティースタート(6回以上、自責3以内)と抜群の安定感を誇っている。3、4月度は6試合に先発し、3勝0敗、防御率0・86でファーム月間MVP賞も受賞。早ければ今月中に1軍デビューする可能性もあるが「試合を支配できるように、もうちょっと堂々と試合で投げられるようにしたいなと思います」と力を込めた。

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