阪神梅野隆太郎捕手(33)が前夜の悔しさを晴らす大暴れだ。3回、猛攻の口火を切る左翼線二塁打を放つと、この回10人目の打者として5連続タイムリーのトリを飾る中前適時打。打線を勢いづける1イニング2安打となった。

「ずっとやられっぱなしだったし、昨日悔しい思いをしているから、何とかやり返してやろうという気持ちで、しっかり振り抜きました」

広島に2試合連続で0-1負けしていた。特に前日20日は梅野自身、2併殺打にバントミスなど反省だらけ。守備でも延長戦で先に点を取られた。「粘っても0-1で負けたら悔しい。ただの負けじゃなく(悔しさが)残るような試合だった」。球団生え抜きでは初の捕手1000試合に到達した日の屈辱だった。

6回にも無死一塁から左前打。今度も6点の猛攻につなげた。1試合3安打は今季初めて。「気持ち的な部分でも大きい。打席の感覚も少しでも良くなっていくように後半戦からもやっていきたい」と前を向けるゲームだった。

モヤモヤを払拭して球宴休みに入る。「(勝ち負けで)もう大違い。今まではなかなか乗りに乗り切れなかった。今日は打線で投手陣を助けて、全員野球で、本当に良かった」と充実感をにじませた。【柏原誠】

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