センパイみたいに! 阪神森下翔太外野手(23)が、球宴第1戦で2本塁打を放ってMVPを獲得したDeNA牧秀悟内野手(26)から刺激をもらった。
中大の2学年先輩で背中を追いかけてきた選手。球宴の大爆発をテレビで見ていた森下は「もう何も思わないですよ。すごいことは分かっているので。勝負強さがあるし、ああいう場にもすごく慣れていると感じる。自分も、そういうところにいけたらいいなと思っています」と、自らの現在地と照らし合わせた。
開幕から3番に据えられたが、ほどなく息切れ。2軍落ちも経験した。1軍復帰後も全幅の信頼回復とはいかない。自他ともに飛躍を期待した2年目は足踏みのシーズンとなってしまっている。前半戦は6本塁打、32打点、打率2割2分4厘。実際は折り返しを過ぎており「試合数は少ない」と危機感を強めている。立場的に、牧に憧れているだけの選手ではない。
「前半戦の最後に1本(いい当たりが)出たので、いいイメージをもって後半に臨みたい。もっともっといい状態にもっていって、しょっぱなからエンジンかけていけるように」とロケットスタートを誓った。
24日に甲子園で行われたシート打撃ではビーズリーのスライダーに空振り三振、門別と石黒に対しては中飛と安打は出なかった。もう1日の調整時間をへてリーグ戦が再開。森下の力なしに連覇は望めない。侍ジャパンや球宴で常連になった牧先輩のような存在感を、まずはチーム内で発揮したい。【柏原誠】



