阪神岡田彰布監督(66)は、走塁でミスを犯した大山悠輔内野手(29)に厳しかった。試合後、「そんなんお前、恥ずかしいで、あんなんで抗議したら。ルール知らんのか言うたんや。踏みかえんと全部アウトやん、なあ。笑われるで、あんなんで抗議しとったら。ちょうど見とったから、やられたなあ、と。なんか牧がすぐ言うたから、こらあかんわと。ルールやからの。ルールブックやから」と話した。
0-1の4回1死一、二塁。大きな中飛で、一塁走者の阪神大山悠輔内野手(29)が一塁に戻れず「アウト」。微妙なタイミングで、いったんは二塁塁審がセーフのジャッジをしていたが、なぜかアウトに覆り、ダブルプレー成立で攻撃が終わっていたプレーのことだ。
試合後、責任審判の笠原三塁塁審は、一塁のプレーは問題ではなく、大山が二塁をオーバーランしたところから戻る際に、二塁ベースを踏まない「空過」があり、DeNA側からのアピールを審判が認めていたことを明かした。しかも「空過していて、なおかつ空過して帰った。行きに忘れていて、帰りも踏んでない。(牧からアピール)そうですね。通りすぎた時点で、絶対帰りも踏まないといけない」と説明した。
「行き」で二塁ベースを踏んでいなくても、一塁に戻る際は二塁ベースを踏まなければいけないというルールがあるという。大山は帰りに踏んでさえいれば「空過」扱いにならず、一塁もセーフのまま生き残れたことになる、と説明した。
DeNA三浦大輔(50)がすぐさま球審に確認に歩み寄ったが、それは一塁のセーフ判定に対するものだったという。
指揮官も「恥ずかしい」と言ったミスだが、大山は6回に決勝打を放ち、意地を見せた。



