西武の武内夏暉投手(23)が今季初の実戦登板に臨み、2回27球を投げて1失点だった。
初回は2死からヤクルト村上に左中間二塁打、続く橋本に中前適時打を浴びて1点を失ったが、2回は3者凡退に抑えた。「打たれはしましたけど、バッターとしっかり勝負したのは良かったかなと思います」と振り返り、自己採点は「80点というところ。無事投げられたってことがまず第一」と初登板を終えた心境を語った。
残り20点を上積みするべく「コントロールであったり、押せる球を増やしていきたい」と意欲を見せた。この日の最速は147キロ。「球速は後から追いついてくるかなって感じです」と、次戦以降さらに球速アップも見据える。NPB屈指の強打者の村上との初対戦で刺激を受けた様子で「しっかり逃げずに勝負できました。風格があるバッター。そういうバッターがやっぱり1軍にはズラッといるので、本当にいい経験になりました」と話した。
昨季10勝6敗でパ・リーグ新人王に輝いた武内は、今年1月の自主トレ中に左肘に違和感を覚え、その後「左肘内側側副靱帯(じんたい)不全損傷」と診断されていた。3月26日、4月2日と2度のライブBPを経て、いよいよ実戦の段階に入った。西口文也監督(52)は5月中の1軍復帰を構想している中で、本人もそこに照準を合わせる気持ちは変わらない。「(来週も)中6で多分投げていくと思います。回数も増やしながら、今回よりもいい形で終われるようにしたい」と意気込んだ。



