日本ハム新庄剛志監督(53)が、“公約通り”2勝1敗でリーグ再開最初のカードを終えた。1点を先行されるも、絶妙な選手起用もハマって3回に逆転。28日の第2戦は1点差の悔しい敗戦だったが、今度は1点差勝利でやり返した。5カード連続勝ち越しで貯金を14に戻し、2位オリックスとのゲーム差を再び2・5に広げた。
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新庄監督が宣言通りの再スタートを切った。交流戦終了後「2勝1敗ペースで行きたい」と話した通りの滑り出し。「これが3回続いたら、もう一度聞いて下さい」と控えめも、前日逃した1点差勝利をものにしたのは収穫だった。
絶妙な選手起用もハマった。前夜、隅田から3打席連続三振の石井を続けてスタメン起用。3回先頭で右翼線二塁打で出塁すると、水谷の右越え適時二塁打で同点のホームを踏んだ。新庄監督は「石井くんは左(投手の隅田)でまったくだったから、右(投手の渡辺)で打ってくれるだろうと思ったら、僕の好きな引っ張りで打ってくれた」。同点打の水谷も「昨日良かったから今日は右でも打つなと」と連続起用して応えてくれた。
「調子と体の疲れ具合とピッチャーの相性」を見ながら判断する中、この日4打数無安打だったレイエスについては、ボール球に手が出始めていることを理由に「1回お休みさせてもいいかな」と、スタメンを外すことを示唆した。
本塁打、打点リーグ2冠の大砲を休ませられるのも、厚い選手層があるから。「ベンチには使いたい選手がいっぱいいる。寂しそうに試合見てるんで僕まで寂しくなる。『ちょっと待ってな』って。選択肢を増やして3チームぐらい作りたい」。常に勝てる布陣を整え、次カードも「また2勝1敗でいきます」。確実に貯金を増やしていく。【永野高輔】



