日本ハム伊藤大海投手(27)のリーグ単独トップ5完投目は、0-1の悔しい完投負けとなった。3回2死二塁で近藤に左中間へ先制適時二塁打を許し、8回4安打1失点の好投も6敗目(11勝)。チームは首位ソフトバンクとの直接対決に連敗し、ゲーム差を「3」に広げられた。このまま日曜日ローテを続ければ、2週間後にエスコンフィールドで再戦が控える。次は本拠地で、やり返す。

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伊藤は試合後、自身が見せた隙を赤裸々に語った。3回2死二塁。22年まで同僚だった近藤に、左中間へ先制適時二塁打を浴びた。内角を狙ったボールが少し甘く入った。

伊藤 ちょっと遠慮…遠慮じゃないですけど、近藤さんは人としても選手としても大好きですけど、もうチームメートじゃないっていうのを、ちゃんと頭に入れて戦わなきゃなって。

私情が手元をわずかに狂わせた。

その反省が5回2死一塁の次の打席の対戦だった。初球から4球連続で近藤がのけぞりそうになるほど厳しく内角を攻め、最後は外角への変化球で二ゴロに抑えた。

伊藤 当てない自信もありましたし、しっかりコントロールしきれる部分もあった。その前が悔しい結果だっただけにより厳しく、より厳しくって。やっぱ、あそこまでしないと今(の近藤は)ちょっとどうにもならない状態なのかなって。

その1点で敗れただけに、好投でも「負けは負け」。それでも、すぐにリベンジの機会はやってくる。2週間後の24日は本拠地でソフトバンク戦。再びモイネロとの投げ合いになるかもしれない、負けられない1戦だ。

伊藤 0で抑えると負けることはないので、そこをしっかりやっていきたい。個人的に、やっぱりモイネロ投手との投げ合いはすごく愉しい。次は勝って「もっと愉しかった」って言えるようなゲームにしたいです。

もう隙は見せられない。次はソフトバンク戦を完璧に封じる。【木下大輔】

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