最下位ヤクルトが5位中日に逆転負けした。中日とのゲーム差は7に拡大した。
1点リードした直後の7回。2番手大西広樹投手(27)が3四球で2死満塁のピンチを招いた。ドラフト3位左腕の荘司宏太投手(25)に火消し役を託したが、中日3番の上林に右前への2点適時打を浴び、逆転された。
高津臣吾監督(56)は「気持ちは分からないでもないけどね。僕もリリーフやってきたので…。ただ8番、9番の代打にフォアボールというのは…もう勝手に(打線の)中心に回っていく。もちろん理解はしているだろうけど、ストライクを投げてほしかった。投げる練習をしなきゃいけない。終盤あそこまで行ったら、逃げ切らなきゃいけない」と大西に猛省を促した。
1度は試合をひっくり返し、前に出た。1点を追う6回先頭、ホセ・オスナ内野手(32)が10号の一時同点となるソロ本塁打を放った。さらに7回は1死二塁から内山壮真捕手(23)が左中間を破る適時二塁打で一時は勝ち越した。中軸が仕事を果たしたが、そのリードを守り切れなかった。
先発の吉村貢司郎投手(27)は6回4安打2失点だった。2回以降は立ち直ったが、初回は打者5人で2失点を喫した。
吉村について、高津監督は「(初回は)ビックリしたね。どうなることかと思った。その後は非常に良かったのだけど、あの入りはいかんね。よく2点で収まったと思うようなスタートだった」と立ち上がりの改善を指摘した。
7回に逆転された直後の8回1死の西川遥輝外野手(33)の打席では左翼の応援席から「お願い打って」のコールが響いた。西川も四球で出塁。ただ、得点にはつながらなかった。ファンの願いもむなしく競り負けた。



