阪神西純矢投手(24)が来季は育成契約となる見込み、野手として再出発することになった。10日、竹内孝行球団副本部長が明らかにした。11日の練習から野手として稼働する。

◇ ◇ ◇

高校は岡山の創志学園。2年夏の甲子園で活躍し、3年時はU18(18歳以下)日本代表として韓国で行われたU18W杯に参加。チーム最多4登板とフル回転する一方、大会最多2本塁打。投打でセンスあふれるプレーを披露した。プロでも投打の才能を発揮した。

U18メンバーからは西純のほか、大船渡・佐々木朗希投手(ドジャース)、星稜・奥川恭伸投手(ヤクルト)、興南・宮城大弥投手(オリックス)、東邦・石川昂弥内野手(中日)、桐蔭学園・森敬斗外野手(DeNA)と6人がこの年のドラフト1位でプロ入り。

同じドラフトで計13人が指名され、大学・社会人をへてさらに増えている。

佐々木はこの日、地区シリーズで快投を演じた。西純は連絡を取り合う仲。今年のキャンプ前にはドジャース移籍が決まった佐々木について「すごいな、と思っている自分がダサい」と話し、巻き返しを誓っていた。

ちなみに阪神はこの年、1位の西純以下、履正社・井上広大外野手、横浜・及川雅貴投手、東海大相模・遠藤成内野手、中京学院大中京・藤田健斗と甲子園経験のある5人の高校生を立て続けに指名した。

◆西純矢(にし・じゅんや)2001年(平13)9月13日、広島県生まれ。創志学園では2年夏の甲子園大会で1回戦・創成館戦で16奪三振完封。U18日本代表の中心選手で活躍。19年ドラフト1位で阪神に入団。21年5月19日のヤクルト戦で初登板を先発勝利で飾った。22年5月18日のヤクルト戦で初完投勝利の際には本塁打も放った。通算は37試合登板で12勝7敗、防御率3・23。184センチ、98キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸は3000万円。