早慶戦、第1戦の始球式を、小児慢性疾患で療養中の草間実月(みつき)さん(11)が務めた。慶大のユニホーム姿で登場すると、マウンド上で大きく深呼吸。セットポジションから力強く投球。ベース手前でワンバンしたが、捕手がキャッチ。「ストライクじゃなくて、ちょっと悔しかったです」と、苦笑いを浮かべた。

認定NPO法人「Being ALIVE Japan」による長期療養中の子どもにスポーツの機会を提供する活動を通じ慶大野球部に入団。この始球式に備え10回ほど練習。投球後は、慶大の先発、渡辺和大投手(4年=高松商)ら、内野陣とハイタッチ。ベンチ前では慶大選手たちが笑顔で出迎えた。野球が大好きで、神宮球場にも度々足を運ぶヤクルトファン。その夢の舞台で堂々と大役を務めあげ、「めちゃくちゃ楽しかったです!」と、笑顔が戻った。