広島が今月初の連勝で4カードぶりの勝ち越しを飾った。交流戦は3勝目。交流戦で初のカード勝ち越しも決めた。
先発岡本駿投手(23)は4回に2点を失いながら、踏ん張った。「序盤に点が入ったので、点を取られても、1、2点では負けないというのを意識して、落ち着いて投げることを考えていた。それが良かったかなと思います」。7回4安打4三振2失点の粘投。栗林、森下に並ぶチームトップの4勝目をマークした。
打撃でも存在感を示した。2回、打者一巡の猛攻で4点を奪ったが、2死満塁からプロ初打点となる先制の押し出し四球を選んだのは、岡本だった。続く名原も押し出し四球で2点目。さらに菊池が左翼線に2点適時二塁打。序盤の得点シーンを演出した。4回には左前にプロ初安打。「今日は1打席目から球が見えていたので、狙い澄ました一打でした」。内野手だった高校3年夏以来の安打に、声を弾ませた。
8回からハーン、森浦とつないで逃げ切った。8回、大盛のダメ押し打も効果的だった。投打の歯車がかみ合ったのは、岡本の粘投があったから。新井監督も「投げるたびに成長してくれている」とコメント。伸びしろしかない、2年目右腕をたたえた。



