<ソフトバンク1-0楽天>◇18日◇福岡ヤフードーム

 楽天田中将大投手(21)がサヨナラ負けを喫した。0-0の9回2死一、二塁から、松田にフォークを痛打された。9回は先頭のオーティズに四球を与え、代走城所に二盗を許し、その際に捕手嶋の悪送球で無死三塁と絶体絶命のピンチを迎えた。小久保を三振に仕留め、続く明石のスクイズを失敗させ、2死までこぎ着けたものの、待っていたのは無情の結末だった。

 田中は「粘りきれなかった。ああいう打たれ方は悔しい」と松田への1球を悔やんだ。ブラウン監督は「(ソフトバンク先発の大隣と田中の)両投手ともいい投げ合いをした。特に田中はいい投球で、勝てなかったのが残念です。勝とうとする姿を見せてくれたのですが、それに応えることができなかった。大隣に対し、攻略しようと思ったのですが、中軸が完全に抑えられたのが敗因です」と悔やんだ。

 [2010年4月18日18時47分]ソーシャルブックマーク