<ソフトバンク5-4オリックス>◇24日◇福岡ヤフードーム

 オリックス岡田彰布監督(52)はシーズン終盤で投打ともミスを繰り返す内容に怒りまくった。

 先発近藤一樹投手(27)が初回に2四死球を絡めて1死満塁から多村に満塁弾を浴びた。その後も2四球で再び2死満塁をつくり、初回だけで50球と立ち上がりがまずかった。「(カードの)先(初戦)にいかしてる意味、分かってるんやろうけど、その姿が見えん。ミスばっかりよ!」とあきれかえった。

 打線も2点差に迫った7回無死一塁で大引啓次内野手(26)がフルカウントからボール球に手を出し、併殺。「ストライク打ってボール見逃すのは選手の仕事や。そらミスよ!」。9回、1点差とし、盗塁の金子圭を二塁において代打下山真二外野手(34)が見逃し三振に倒れた。「空振り三振はしゃあないけど、見逃しは何も起こらん!

 記録に付かないミスが多すぎるよ」とがっくりと肩を落としていた。

 [2010年8月24日22時51分]ソーシャルブックマーク