<阪神6-3横浜>◇2日◇甲子園

 阪神ランディ・メッセンジャー投手(29)が、6回を2失点に抑え4勝目を挙げた。8月4日巨人戦(東京ドーム)以来、約1カ月ぶりの勝ち星だった。

 「いい球を投げてもはじき返されて、失点につながったりした。でも、それも野球のうちだから」。1回、ハーパーに先制打を浴びたが、続く4番の村田は、低め121キロカーブで併殺打に仕留めた。その後は我慢の投球を続けた。1点ビハインドで降板した6回裏、代打・桧山の逆転打が飛び出し、勝ち星が転がり込んだ。「ベテランの方の力がなければ、今日の白星はなかった。感謝しています」とほほえんだ。

 [2010年9月2日22時58分]ソーシャルブックマーク