巨人は10日、週刊誌「アサヒ芸能」に事実無根の記事が掲載されたとして、発行元の徳間書店に対し、記事掲載の経緯説明と謝罪を求める抗議書を9日に送付したことを明かした。

 「アサヒ芸能」6月16日号(6月7日発行)には、坂本勇人内野手(22)が、3月12日の夜にプロ野球担当の女性記者と夜の街に消えて朝帰りし、それを知った原辰徳監督(52)から、翌日の阪神との練習試合を欠場させるペナルティーを受けた、などと書かれた記事が掲載されていた。

 巨人は「球団、坂本選手のいずれに対しても一切の確認取材が行われず、事実無根の記事が掲載されたことはきわめて遺憾。誠実な対応が取られない場合、法的措置を含めたあらゆる措置を検討する」との球団の見解を発表した。

 徳間書店サイドは「現段階ではお応えできません」とコメントした。