「ドカベン」の愛称で親しまれ、心筋梗塞で52歳で急死した元南海の香川伸行さん(享年52)の葬儀・告別式が30日、福岡県朝倉市のいすや斎場頓田会館で営まれた。野球関係者をはじめ、約250人が参列した。

 元近鉄の投手だった佐野慈紀さん(46)が弔辞を読み「香川さんのことは忘れません。豪快なスイング、柔らかなキャッチング。そして笑顔。悔しいです。さびしいです。天国で思いっきりスイングしてください」と故人をしのんだ。

 喪主の弘美夫人(52)は「新しい旅立ちの日にこんなに多くの人が集まっていただいて、こんな多くの人の中にいたんだなあと思い、本人も喜んでいると思います」と気丈にもあいさつした。